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事故物件とは、その建物にて他殺や自殺など人が亡くられた不動産を主に指します。
国土交通省のガイドラインによると、事故物件とは「自然死や不慮の事故死以外の死」を指し、自然死や事故死であったとしても特殊清掃が必要な死も含まれています。
訳あり物件に明確な定義はありませんが、上のような事故物件とともに、一度更地にしてしまうと接道義務を満たせないため再建築できない物件や、隣や墓地であったり、雨漏り被害のある家なども含まれます。
詳しく見ると、以下の三つに分けることができます。

心理的瑕疵
上の事故物件に該当し、購入する方が入居する方が心理的に抵抗を覚えるような物件です。
例えば殺人・自殺・特殊清掃が入る死や火事のあった物件、近隣に暴力団施設や墓地などがある物件などが該当します。
知らなければ住めるけれども知っていると住みたくないような物件といえます。
心理的瑕疵の他にも以下のような物件も訳あり物件に含まれます。

物理的瑕疵
こちらは建物そのものに、物理的な欠陥がある物件を指します。
例えば雨漏りやシロアリが発生している、耐震不足の家などが含まれます。

法律的瑕疵
法律的瑕疵は、建築基準法などの法律や条例によって物件の仕様に制限がかかる物件を指します。
再建築不可物件はこちらに含まれます。ほかにも例えば容積率や建ぺい率を満たしていない、市街化調整区域による制限を満たしていないという物件が含まれます。